「睡眠時無呼吸症候群」によるCPAP治療について
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸が一時的に停止する症状です。
これにより、睡眠の質が低下し、日中の眠気や疲労感につながります。また、重要な健康リスクが伴い、未治療の場合は心臓病や脳卒中のリスクが高まることが知られています。
治療方法の一つにCPAP(持続的気道陽圧療法)があり、これは睡眠中にマスクを通じて一定の圧力の空気を供給し、気道を開けて呼吸を助けるものです。
定期的な治療と生活習慣の改善により、症状の管理と全体の健康向上が期待できます。
いびきだけじゃない!こんな症状はありませんか?
SASの代表的な症状をご紹介します。
自覚症状の感じ方や程度には個人差があるので、可能であれば寝ている間のことについてぜひご家族やパートナーにきいてみてください。
「ちょっと疲れているだけ」、「いつものこと」で終わらせず、日常生活を振り返ってみましょう。
下記の症状に該当する方、セルフチェックで疑わしいと判断された方などは、医師へご相談されることをお薦めします。
寝ている間
- いびきをかく
- いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかき始める
- 呼吸が止まる
- 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
- むせる
- 何度も目が覚める(お手洗いに起きる)
- 寝汗をかく
起きたとき
- 口が渇いている
- 頭が痛い、ズキズキする
- 熟睡感がない
- すっきり起きられない
- 身体が重いと感じる
起きているとき
- 強い眠気がある
- だるさ、倦怠感がある
- 集中力が続かない
- いつも疲労感がある
当てはまる症状がありましたら簡易検査を行っております(SAS簡易検査自宅配送サービス)
検査結果次第、医師の診断によって、CPAPを導入し治療をおこないます。お気軽にご相談ください。
CPAP導入後の治療の流れ
CPAP治療を開始してから、眠気やいびきなどの症状が改善されていることを医師が対面診療で確認でき次第、翌月から定期通院をオンライン診療に切り替えることができます。
オンライン診療でのCPAP定期通院をご希望される方は、初めは来院し必ず医師に許可をもらってください。ご協力をお願いします。
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