2024年07月09日
●肥満治療を行っています
「肥満」とは身体に脂肪が過剰に蓄積された状態をいいますが、それだけでは「病気」とは言えません。肥満によって「健康障害」を起こしやすい肥満があり医学的に減量を必要とする病態のとき「肥満症」といいます。
肥満は様々な「健康障害」を引き起こします。
コロナ禍で、自粛生活が長引いて、運動不足・食べ過ぎによって体重増加されていませんか?
●「肥満症」に起因、関連する健康障害
1. 糖尿病 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
2. 脂質異常症
3. 高血圧
4. 心臓病(心筋梗塞・狭心症)
5. 脳梗塞(脳血栓症・一過性脳虚血疾
6. 脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患、NAFLD)
7. 高尿酸血症・痛風
8. 運動器疾患〔変形性関節症(膝、股関節)〕
9. 睡眠時無呼吸症候群
10.胸焼け(逆流性食道炎)
11.腎機能障害
12.うつ病
13.生理不順・不妊症・難産 など…
近年、「肥満症」は上記のような疾患との関連が深い事がわかってきました。
「肥満」を解消する、減量を心がけることは「健康寿命を延ばす(のばす)」ことにもつながりますので、いま一度、ご自分の適正体重を確認してみましょう。
肥満治療はこちらのページをご覧ください
⇒ 肥満治療
◎肥満の判定基準◎
BMI(㎏/㎡)⇒ 体重 ÷(身長×身長)
例)身長が165㎝ 体重が70㎏ ⇒ 70 ÷ 1.65×1.65 ⇒ 25.7 「肥満1度」
上記の計算で、BMIが「35」以上であれば、「高度肥満症」と診断されます。
医療保険が適用となります。
※治療内容によっては、料金が変わります。来院時、ご相談ください。
肥満の判定基準 (日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会より抜粋)
●18.5≦~25(標準体重)
●25≦~30 (肥満1度) 肥満症はここから ↓
●30≦~35 (肥満2度)
●35≦~40 (肥満3度) 高度肥満症